ベルキンは、スマートホームアクセサリーのWemoポートフォリオを新たな一歩へと導きました。今週開催されたCES 2022では、HomeKitセキュアビデオ専用に設計された新型Wemoスマートビデオドアベルを発表しました。Wemoがスマートホームラインナップにホームセキュリティアクセサリーを追加するのは今回が初めてです。
スマートビデオドアベルは、178度の視野角と4MPの高解像度カメラを搭載し、夜間視力も強化されています。同社は、「ズームの鮮明度を最適化することで、ユーザーが自宅で何が起こっているかをより深く把握できる」と謳っています。
Appleファンにとって、WemoスマートビデオドアベルがHomeKitセキュアビデオのみに対応している点は大きなセールスポイントです。つまり、Wemoアプリを一切使用せず、iPhoneのホームアプリですべて直接操作できるということです。HomeKitセキュアビデオ対応のドアベルは長らく選択肢がほとんどなかったため、Wemoがこの市場に参入したのは喜ばしいことです。
HomeKitセキュアビデオのみと連携するWemoスマートビデオドアベルは、iPhone、iPad、Macのホームアプリで簡単にセットアップ、管理できます。HomeKitセキュアビデオでは、デバイス上のインテリジェンスを使用して、ユーザーのHomePod mini、Apple TV、またはiPadでビデオをプライベートに分析し、人、ペット、または車が存在するかどうかを判断します。ビデオ録画はエンドツーエンドで暗号化され、iCloud+プランでiCloudに安全に保存されます。HomeKitセキュアビデオのプライバシーとセキュリティに基づいて構築された顔認識などの機能により、Wemoスマートビデオドアベルは、写真アプリでタグ付けされた人やホームアプリで識別された人に基づいて訪問者をユーザーに知らせることができ、アクティビティゾーンはカメラの視野内で動きが検出されたエリアを定義します。
その他の仕様は次のとおりです:
- 178° の視野 – 拡張された垂直範囲でドアの正面にある荷物を確認できます。
- 強化された夜間視力 - 低光量感度と 4MP カメラにより、暗闇でも鮮明な映像が得られます。
- デュアルバンド WiFi 接続 - 2.4 GHz 帯域と 5 GHz 帯域により、より優れた範囲とパフォーマンスが実現します。
- 耐候性 – IP55 の耐候性等級により雨から保護します。
ただし、HomeKitセキュアビデオを最大限に活用するには、iCloud+のサブスクリプションが必要です。月額0.99ドルで、iCloud+は50GBのiCloudストレージと、HomeKitセキュアビデオカメラ1台からのビデオ録画をサポートします。月額2.99ドルで、iCloud+は200GBのストレージと、最大5台までのHomeKitセキュアビデオカメラをサポートします。月額9.99ドルで、2TBのiCloudストレージと、無制限のHomeKitセキュアビデオカメラをサポートします。
新しいWemoスマートビデオドアベルは、米国とカナダで本日より249.99ドルでご注文いただけます。Wemoによると、このスマートビデオドアベルは、30VA以上の16～24V ACトランスで駆動する既存のシステムに対応しています。また、ご自身で設置作業を行いたくない方のために、WemoはOnTechとの提携による設置オプションも提供しています。
Belkin は Matter および Thread をサポートする新しいアクセサリを発売する計画も明らかにしました。詳細については、こちらをご覧ください。
注:下の画像には、カメラの視野を改善するために設計された「オプションのウェッジ」が含まれていますが、必須ではありません。
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