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ティム・クックCEOはフランスのエマニュエル・マクロン大統領と会談する予定のフランス訪問中に、Face IDの鍵となる技術を持つとされるフランスの小さな企業も訪問した。
クック氏は会社にいる自身の写真をツイートし、iPhoneの実現に貢献した42人の従業員からなる小さなチームに感謝の意を表した。
iPhoneの実現に尽力してくれた才能豊かなエンジニアと職人のチーム、Eldimの友人たちに感謝します。あなたのご苦労にブラボー！ [おめでとうございます]
VentureBeatは 、同社のiPhone Xに対する取り組みの重要性を説明した。
ノルマンディー地方のカーン近郊に拠点を置くEldimは、30年以上にわたり様々なディスプレイ技術を開発してきました。近年では、「角度特性の光学分析」を可能にする部品の製造へと進化を遂げています。どうやら、この技術の一種が、iPhone Xの新しいFace IDシステムに使用されている重要な部品の一つのようです。
エルディム氏はほぼ10年間アップル社と仕事をしてきたと報じられており、同社のCEOはこの提携に熱意を燃やしている。
EldimのCEO、ティエリー・ルルー氏は記者団に対し、Appleとの協業は「信じられないほどの冒険」だったと語ったが、長年にわたり大きな技術的課題もあったと付け加えた。「私たちにとっては、まるで誰かを月に送るようなものでした」とルルー氏は記者団に語った。これに対しクック氏は、「Appleが私たちのためにしてくれたことは素晴らしいことです」と応えた。
クックCEOとマクロン大統領の会談は税制問題に焦点が当てられると予想されている。アップルは海外からの資金還流を可能にする税制改革を求めており、マクロン大統領はEU首脳の一人として、テクノロジー大手による欧州での脱税を困難にしようとしている。興味深い議論になるはずだ…
クック氏はまた、ノルマンディーの米軍墓地に敬意を表し、 小さな観光スポット案内のニュースレターから大成功を収めたアプリへと進化したスタートアップ企業、MyLittleParisを訪問した。
創造性と情熱から成功を収めた起業家チーム @my_little_paris に会えてとても興奮しています。pic.twitter.com/kQ18e3Zghe
— ティム・クック (@tim_cook) 2017年10月9日
次に訪れたのは、色を使って楽器の演奏を学ぶことができるアプリ「CoachGuitar」です。クック氏は、この体験に非常に感銘を受けたとツイートしています。
@CoachGuitar の経験から得た印象。 600万ダウンロードおめでとうございます!皆さんが次に何をするのか楽しみです。 pic.twitter.com/O7RIjusuzh
— ティム・クック (@tim_cook) 2017年10月9日
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